松尾芭蕉と松尾伴内の見分け方

俳人としても有名だが忍者としても名高いのが芭蕉さんで
熱湯風呂につかっているのが伴内さん

僕がかつては「常陸の国の芭蕉さん」の異名をとるほどの俳人だったのは有名な話であるが

それは僕が高校の授業でやった
生涯で
最初の俳句にして
最後の俳句となった一句
に起因する






たまたまに 冷凍トイレ にまだまだ





春先のまだ肌寒い時期のもどかしさと
思「春」期を迎える男子学生のもどかしさをも含意している秀句であり
さらには逆から読んでも同じになるという高度な技術も用していて
俳界を震撼させたが
本作がTHE LAST HAIKUになってしまい
同時に各界を震撼させることになってしまった伝説の一句であったが
発表時の授業中にみんなの作った俳句をまとめたプリントでは
みんなのがならんでるところからは2、3行あけて書かれ
「こんな下品なのもありましたが一応載せておきます」
とか言われ

まだ時代がついてきていない
と当時の僕は愕然としたものだ